浜離宮恩賜庭園(夜間解放)と汐留ビル群
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つーわけで、余り知られていないようで、知っている人は知っている浜離宮庭園です。

江戸時代は将軍様の狩り場であり、明治維新後は宮内省管轄、で、戦後にやっとこ一般開放になったという由緒正しき日本の遺物です。

で、こういった公園にありがちで通常は17:00には閉園となりまして、夜景スポットとは成り得ないのですが、年に数回あるイベントに合わせて夜間解放されるため、それに併せてそっち系の爺(夜景爺)が大挙してやってくる有名なスポットだったりします。

今回は中秋の名月に合わせたイベントですね。他には夜桜とか夏の夕涼みとかあるらしいです。

なお汐留の絶壁(ビル群)が出来てからは、庭園からの景色が一変し「お江戸サイバーパンク」になったのは結構有名な話。

* お江戸サイバーパンクなのは写真を見ればわかる。


★ 撮影日 2006/10/13
★ 撮影地 浜離宮恩賜庭園
★ 機材等 KonicaMinolta αSweetDigital 撮影情報はEXIFをミロ。

No.1

空は蒼いけど、朝じゃなくて夕方。 夕焼けの赤が終わると夕闇の蒼へ空が変化するのですが普通の人は余り意識しないのかもしれませんね。

輝度差が大きいので、庭園側が見えませんが、手前の闇は庭園の遊歩道。
正面に絶壁となるビル群がそびえ立つ様がいわゆるお江戸サイバーパンクだと思うわけです。
ちなみに、庭園の東側は東京湾であり、湾内の浦賀水道→庭園→皇居へと至る水流を分断しているのが汐留ビル街というのは公然の秘密。

日本の失われた10年の要因と断定する方も確かにいるけど、新橋の夏の気温が2〜3度あがったのはビル街のせいで間違いない。(ビル街の裏が新橋です)

No.2

庭園内をひたすら歩くとメインの池&回廊&ライトアップ会場です。

キンキラライトアップではないのですが、庭園自体が落ち着いた感じなので、この方がよいです。

No.3

庭園内部は結構広くてですね、No.1の写真が北の端で夜間ライトアップされるのは南の端です。

ビル街の見え方で移動した距離がわかるんじゃないかと思います。

池のライトアップが青白なんだけど、このセンスはちょっと(?)だったりします。

No.4

で、よくありがちなアングルなんですが、浜離宮の要素をぎゅっと詰め込んだ画像なので掲載しておきます。

1.水上茶屋
2.水上回廊
3.潮入池(東京湾の満ち引きで水位が変化するらしい)
4.松
5.ビル

大体この回廊か、渡りきった池の周辺に夜景野郎が群れていることが多いです。
なので、皆さん同じ様な写真となるわけですね。

私はスルーしておきましたが。

No.5

松です、松。

不気味です、最高です、かっちょいーです。
闇の中にしっとり浮かぶオブジェはよいです。
DMCの社長なら「ファファファファファファ、松の木で濡れたのは初めてよ、Fuck!」でしょうな。


No.6

回廊自体はこんな感じ。

余り広くないので、団体様がすれ違うときは結構たいへんです。


No.7

ここら辺は池の中の小島。


No.8

No.4の茶屋の茶屋入り口。



夜間解放中は茶屋も夜間営業中なので、ちゃんとデートできるし、実際合コングループが茶屋に入っていった次第です。



* 合コングループ = 若手リーマンとOLが数名ずつのグループ。会話の内容がぎこちなくも楽しげだったので合コンかなーと思った。もしかしたら、社内合コンかも。

No.9

松萌え♪


No.10

で、なんか全然人気がなかったのですが。軍神「可美真手命(うましまてのみこと)」の銅像。

神武天皇の時代までさかのぼる伝説の勇者らしいのですが、像自体は明治以降に懸賞か何かで募集されたものとのことです。

まぁ、ここら辺はライトアップもなく肉眼だと完全に闇なので、皆さんそばを通り過ぎるだけで完全スルーなのですが、個人的には大好きです。かっこいいです。渋いです。闇グリーン萌えです。


No.11

JPEG再圧縮画像だと片鱗しか見えませんが、ネトネトの質感はやっぱりコニミノらしくてよろしいです。

A200で皇居外苑の闇に浮かぶ松を撮影した時を思い出しました。


No.12

で、入り口付近まで戻って参りましたが。

派手な松に派手な電飾で、バックのビルもド級の派手なので(電通)

とってもアレな感じですが、映画とかで使うとよいかもしれませんね。


No.13

庭園出入り口前の歩道橋から。 画像右側がやや流れ気味ですが、レンズを頭に当てた時があったようで、頭髪の油がべっとりと・・・の状態で撮影を行ったようです。

つーか、家に帰ったときビビリました。

でもレンズって結構汚くても、それなりに写っちゃうんだよね。




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