総統府・二二八和平公園・台湾土地銀行
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というわけで、台湾中心部のおなじみの風景を軽く紹介してみる。

台北火車站から館前路を南へ向かうと 新光三越(あの三越)→土地銀行→二二八和平公園(台湾博物館)→総統府(重慶南路)となる。さらに左に行けば国民党本部→中正記念堂となるのだが、これはまた次回である。

ちなみに今回は自転車を日本から持ち込んだので、中心部の撮影は初日で制覇できてしまったのが幸い。

まぁ、初日ホテルに戻る100m手前でパンクして、粗大ゴミとなったのは想定外なんだけどな(w

ここらへんは旅行記にて書くですよ。


★ 撮影日 2006/07/02
★ 撮影地 台湾 台北市
★ 機材等 KonicaMinolta αSweetDigital+Tamron 11-18mm/KM AF50mm-f1.7+三脚

No.1

とりあえず総統府から。

相変わらずかっこいい、今年は怒られないで撮影できました。去年は衛兵に国語と英語で無茶苦茶弾丸トークかまされましたからねぇ(w 

Joice(旅行記で紹介するYO)から聞いたのだが、総統府の写真は基本的に撮っちゃ駄目だった(過去形)みたいで、「ふーん、今は撮れるんだねぇ〜」って位のアクションらしい。まぁ、最近周囲の騒がしい陳おじさん(陳水扁台湾総統)もいらっしゃるの訳で、当たり前っちゃー当たり前である。

東京だって「溜池山王」付近(首相官邸)は、えれー警備が厳しいっすからね。

No.2

なかなか撮影できそうで出来ないカット。

総統府前は見てのとおり「凱達格蘭大道」という、12車線もある台北でもトップクラスのだだっ広道なので、真正面から撮影するのが難しい。なのだがデジ一眼+高感度+手ぶれ補正機能+一脚状態でチャレンジしてみた。写真だと車どおりが少ないのだが、基本的に途切れることがあっても常に車は突っ込んでくるので三脚をのんびり構えている暇は無いのだな。

セッティングを決めて横断歩道を渡りつつタイミングを見て激写してみた次第なのだが、台湾の横断歩道は「赤になるまでの時間をカウントダウン」してくれるので、時間の読みが楽勝な感じでよろしいです。

No.3

「凱達格蘭大道」は「く」の字形に曲がっているので、もう少し離れると正面ぽい感じなのだが、やっぱり道路左右の立ち木が入っちゃうのでさっきの場所がベストポイントなかんじがする。(写真内の信号がさっきのポイントです)

No.4

ここからが自転車の本領発揮。

あまりおなじみでない、「裏総統府」である。裏原(裏原宿)じゃないけど、裏道は風情があるっすね。裏と表の違いは中央の塔部分が見えるか見えないかかな。

近くから見ると塔が消えた表みたいで楽しいかも。

No.5

ちょいと離れると前面の塔が見えてきます。


No.6

裏通りは寂しい感じ。

この周囲には最高法院(最高裁判所)とか交通部(国土交通省)なんかがありますが、ちょいと足を伸ばすと「MRT西門站」です。

No.7

表に戻って二二八和平公園を正面に臨む台湾博物館。

「二二八」で「和平公園」っつーくらいなので、2月28日に発生した、昔の惨劇跡地なのはお約束。終戦直後の有名な事件なので、「二二八 台湾」でググればいくらでも出てきます。


No.8

だーれもおりませんがな

三越がみえるっす。

No.9

公園内の門。詳細不明。

No.10

で、二二八公園に隣接する土地銀行。

この付近だけ建物が戦前のままなので、建物が途切れており、円柱回廊の断面が観察できます。

規模的には丸の内の明治生命ビルよりは小さめなんですが、周囲の暗さと無駄に清掃されていない重厚感が歴史を感じさせます。なんつっても柱から植物が生えていますからねぇ〜。

No.11

無駄に高い天井。

写真だと明るめですが、深夜に行くと「闇」です。門柱の間から街頭の光は入っているのですが、道路側とは世界が違う闇が広がっているので不思議なもんです。

No.12

全景でも


No.13

円柱回廊内部・・・カメラの影が・・・

No.14

もういっちょ見上げパターン。

No.15

二二八公園側から正面に見る。

ちなみに、昭和8年竣工で、戦前は「旧第一勧業銀行 台北支店」だったそーです。

No.16

二二八公園入口から「館前路」で台北車站方面を望むの図。

振り返ると「No.7」の写真になります。



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