★ 南国土佐 桂浜

 せっかく来たのだから簡単に「桂浜」(かつらはま)に関しての説明でも・・・。桂浜は太平洋に面する、その名の通り「浜」(海岸)である。高知港の入り口の岬の突端にあり、浜に立つと「どーんと広がる太平洋」が見渡せる。

 観光ガイドには「浜と岩と松林・箱庭のような景勝地」と記述してあるが、正にその通り。。個人的には「かなり<整った>こじんまりとまとまった、ただし人工的に作られた感じはしない」と表現してみたいとおもう。確かに自然にできた地形として考えるとたいしたモンである感を強く感じたりした。  浜の入り口にはお決まりの観光施設が10店舗くらい、名物「闘犬センター」なんてのもある。土産物屋を抜けて浜へ降りていく途中に、これまた名物「坂本竜馬」像があり、太平洋を見渡す小高い丘の上に位置しているので、シチュエーションとしてはMAXである。ホントにこんな感じで「せかいはぁ〜 ひろいじゃけんのぉぉ」なんて言っていたのだろうか?

 浜に下りると数百メートルの海岸が、社会科の教科書に出ているのとまったく同じように広がっている。(あたりまえか) ここでも思ったのだがホントに教科書の写真てのはいいとこ撮りである。つまり、一番よく見えるアングルで撮ってある。ためしに「多分ココが写真とったときの立ち位置」的ポジションに移動してみたが、やっぱりソコからの眺めが最高であった。(笑

 さて、しばらくぼーーーーっとしていたのだが、やることもないのでこの後の行動を決めることとした。どうしようかな・・・。

 実は、東京行きの船は明日の夜じゃないと便がない。(二日に1回なんだよ)船で帰るのであれば、明日の夜まではどこかで時間をつぶさなければならないなぁ・・・。当初の予定では四万十川を下り中村市あたりで一泊して、明日高知入り&観光で夜まで過ごす予定であったのだが大幅に狂っている。とりあえず高知市内で一泊して明日「四万十川めぐり&高知へカムバック」の案も考えていたのだが、正直ちょっと心に余裕がない。今日だって朝は鳥取砂丘にいた私である、1日で「日本海>瀬戸内>太平洋」とは今考えると我ながら無謀であった。思いっきり時間があれば心の余裕も出るのであろうが、悲しいかなサラリーマン人生である(^^;

 そんなわけで、とりあえず「埼玉に帰ろう」ということになった。ん?船は明日までないんだろ?ってことは・・・・残る選択肢はひとつ「バイクで自走」である・・・。更に無謀である(^^;。距離にして、とてつもなく気の長い1000kmの耐久レースの始まりというわけだ・・・・ハァ。

 さて、そう決まったらとりあえず腹ごしらえと風呂である、よく考えたら今日は朝飯のローソンご飯しか食べていない。それと長距離移動で排ガスと油にまみれた体も洗いたいなーなんて・・・。長旅に備えての小休止もかねて「サウナ」を探すこととした。そこで取り出したるは我が愛機「WindowsCE3.0搭載 NTTドコモ謹製 SigmarionU+データカード型PHS P-in comp@ct」だ!。(そんなに力むなよなぁ)ちなみに桂浜の無料休憩所での電波状況はバリ3、ドコモ四国もたいしたモンである。Yahooで適当にキーワード投入で2件ヒット、高知駅に程近い「BIG-1」というカプセルホテル付属のサウナに決定である。桂浜公園からだと、高知港の入り口を横断する「浦戸大橋@100円」を渡るのが近い。大型船が通れるようにアーチのようにそびえたつ、ノッポ橋である。市街地をはしり、目的地をあっさり発見、早速受付へ料金を払い風呂に突入である。あー やっぱ風呂はけもちえ〜のぉ〜。風呂をあがりはとりあえず「ラーメンに唐揚げとビールである」疲れた体にこの組み合わせは利く効く!とりあえず名古屋までのルートを確認し(名古屋−東京は一般道で2往復ほどしたことがあるので大丈夫ナンダヨ)いい気分になったところでソファーベットで仮眠を取る。気分が高ぶっているせいもあり、あんまり眠れなかった。

目覚めは20時過ぎ、身支度を整えていざスタートである。

<左>
桂浜入り口。坂本竜馬像前を通過して浜に下りるところ。太平洋は広いでよ・・・



<右>
定番アングル。どんな観光案内にも出ているヨ。確かに絵になるカモ

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