■ 宿毛港

 さて、徳島からやく440km、自宅からの距離が470kmを超える頃となり、ガソリンが心許なくなっていたので給油でもしようかねってことでスタンドに入る。12L@1400円である。実走行でリッター39km・・・相変わらず驚異の燃費である、結局今回の旅ではこの1回の給油で自宅まで帰れちゃったんだよね。恐るべしDJEBEL200
 港に着くと、早速乗船券を購入、比較的近距離の航路(長くて3時間くらい)なので港も船も小さいぞ。港は漁船や人々で活気に満ちており、地元密着の生活航路の感が強い。ふらっと遊びに行く人・釣りに行く人・仕事で九州に渡る人・みな装備が軽い。バイク野郎は札幌ナンバーのカブ1台だけ。んー 自走してきたのかね・・・
 出航後は小腹がすいたのでカップラーメンを甲板で食べつつ、豊後水道の景色を眺めてボーっとしていたら、随分と肌が焼けた。天気は快晴ではないが晴れの薄雲。

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とってものどかなターミナルビル?(切符売り場)

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しまんと

■ 誤算

 17:00に佐伯港に到着、宿毛同様小さな港だ。岸壁でガキンチョ共が釣りに興じているが、その側を普通に船は通過していくのがローカルっぽくてナイス。このまま宿を取ってもいいのだが、距離的に高千穂まで行ってしまえると思い、とりあえず国道10号線を南下し始める。経路的には国道10号を延岡経由で218号線が一番分かりやすいのだが、少々遠回りなので県道を近道しようと思った。書いても分からないかもしれないが、「国道10>県道39>国道326>県道6>国道218」と経由すると比較的高千穂まで直線的に行けるようだ。

 とまぁ行ってみたのだがコレが大誤算で、四国で去年経験したことが全く役に立っていない^^; 県道6が山岳ステージで、行けども行けどもタイトコーナーでサッパリ距離が稼げない。対向車が来たら一発で谷底なので無茶苦茶に走るわけにも行かないし・・・踏んだり蹴ったりである。山がちなエリアだからしょうがないんだろうけど、1時間以上道と格闘しながら死にたい気分を押さえつつ進んでいった。
 陽もドップリと落ちた頃、景勝地として名高い「青雲橋」のたもとに出た。これは日本で一番高い所にかかるアーチ橋だったかな・・・たしかに深い渓谷の上空を切り裂くように橋が架かっている。スンゴイ所に橋を架けるねー。

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暗くてボケてるけど、青雲橋。

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高千穂駅。翌朝撮影してみた

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