■ 誤算
17:00に佐伯港に到着、宿毛同様小さな港だ。岸壁でガキンチョ共が釣りに興じているが、その側を普通に船は通過していくのがローカルっぽくてナイス。このまま宿を取ってもいいのだが、距離的に高千穂まで行ってしまえると思い、とりあえず国道10号線を南下し始める。経路的には国道10号を延岡経由で218号線が一番分かりやすいのだが、少々遠回りなので県道を近道しようと思った。書いても分からないかもしれないが、「国道10>県道39>国道326>県道6>国道218」と経由すると比較的高千穂まで直線的に行けるようだ。
とまぁ行ってみたのだがコレが大誤算で、四国で去年経験したことが全く役に立っていない^^; 県道6が山岳ステージで、行けども行けどもタイトコーナーでサッパリ距離が稼げない。対向車が来たら一発で谷底なので無茶苦茶に走るわけにも行かないし・・・踏んだり蹴ったりである。山がちなエリアだからしょうがないんだろうけど、1時間以上道と格闘しながら死にたい気分を押さえつつ進んでいった。
陽もドップリと落ちた頃、景勝地として名高い「青雲橋」のたもとに出た。これは日本で一番高い所にかかるアーチ橋だったかな・・・たしかに深い渓谷の上空を切り裂くように橋が架かっている。スンゴイ所に橋を架けるねー。