■ マリンエキスプレス

 帰りの便はマリンエキスプレス日向19:00発:翌日18:20川崎着@22090円=大人+バイクである。この船かなり造りは豪華だ。スペースの取り方がゆったりとしていて優雅な気分になること請け合いである。わたしゃ2等なので関係ないが、畳敷きの部屋だったのでチョット嬉しかった。飯も3食オールバイキング方式で、朝昼なら800円で普通のホテルよりチトおちるくらいの飯が食える。コンビニ飯を持ち込んだので夕飯は食い損ねたが、夕飯は1500円だった。んー 食っときゃよかった。

 朝と昼は食後のコーヒーで一服しつつ海を眺めてぼーっと一服。さすがに4回目にもなると甲板にでて景色を眺めるのではなく船内の窓から華麗に時間が流れるのを楽しむことが出来るようになってきた^^; 船旅を楽しめるかどうかは、この感覚が理解できるかどうかで決まってくるんだと思う。水面を眺めているのも結構楽しいんだよ、船と平行して海面ギリギリを飛ぶ鳥たちとか眺めてるの・・・わかんねーかなー


ひろーい船内

■ 見学会

 この便にパックツアーの老人の方がたくさん乗船していたせいもあるんだろうか、翌日昼間に、ブリッジの見学会が開催された。1時間くらい説明付きで操船室に入れちゃうのである。普段なら絶対に進入禁止の箇所である。爺さん婆さんが参加する中、若者は私一人だったがかまわず参加してみた。

 現在のフェリーはコンパスと海図を使っての手動操船じゃないので、気楽なモノらしい。GPSと通信衛星のおかげで、99%オートパイロットだ。なので面白みがないとも言えるが、そういった業務用のデジタルモノがたくさんあるので、その筋の人には結構楽しめる。GPS測定器・おなじみドコモのサテライトホン、各種通信機器(当然JRC:日本無線謹製だ)船内で使用する業務用無線機(こっちはモトローラだった)を間近に見ることが出来る。

 操船室内はほとんど自由行動なのでレーダなんかも目の前で見ることが出来る・・・特殊無線技師の勉強をした頃にやったような気がする見覚えのあるレーダチャートだ・・・なんだったっけ・・・PPIスコープかな?。記憶とははかないモノである。

<左>
ブリッジ全景

<右>
スコープレーダー

■ 川崎到着

 そんなこんなで夕方18:00には川崎入港である。20分ほど早まったとの館内放送が流れていた。航海時間が23時間もあるからねー20分くらいの誤差もあるでしょう。いつもは暗くて見えない海ほたるも、海上に突き出た巨大なガス抜きの煙突も今日は見える。川崎港のすぐ隣は羽田空港なので離発着する飛行機が轟音を上げている。どんよりしたお空の下船は無事接岸した。

 とりあえず下船したら首都高をとばして家に帰るだけなのだが、いままで下層甲板(車・トラックが載るところ)の写真を撮ったことがなかったので何枚か撮ることにした。床の一部が斜めに降りて、そこを下って船の外に出る造りになっている。待っているだけではヒマなので、ちょうどいい機会だと激写してみた。

<左>
所狭しと車が並ぶ

<右>
床が下がり通路が開かれる

■ おしまい

ということで今回の旅の記録はおしまい! 結構収穫があった旅だと思う

▽ 四万十川:岩間の沈下橋
▽ 室戸岬 :ホテル廃墟とそこからの絶景
▽ フェリー:ブリッジ見学            その他諸々

みなさんも気が向いたら適当に旅に出ると面白いかもね、ではさよなら

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