★ ノートパソコン

 年末になるのだが、「ねっころがりながら使える寝床ましんandお気軽ちゃぶ台マシン」としてノートパソコンを物色していた。デスクトップのデフレ具合から見ると中古市場は堅調で、たとえ中古といえどもあんまり値段が下がらない様子である。値段の割にはCPUがショボショボ、バッテリーも死にかけたものが多いので、ここは激安新品を狙うこととした。

 んでもって年末大商戦でゲットしたのがこいつ。型番がTOSHIBA DynaBook SS - DS50C/1CMN。お値段97800円、アウトレット新品保証つきである。SOTECからも新品CD-R付き10万円以下モデルが出ているが、こいつの97800円ぶりは一味違う。なかなかイカシタ野郎なのである。

結構コンパクトなマシンである。部屋が狭いので有線LANで寝床である

★ イカシ具合その1

小型軽量12.1TFT / Mobile Celecon500 / 64M / 12G / X24CD-ROM / PC Card X2 / USB1 100BaseLAN / 56k Modem / Sound / Mic / IEEE1392 / 外部VGA / PS2 / IrDA / RS-232C

まーコレでもかっ!って位にてんこ盛装備である バッテリーは弱いが2Kgを切るコンパクトなやつである。このサイズでLAN+Modemが標準装備でPCcardが2本刺さるモデルってなかなか無いんじゃないかな?

★ イカシ具合その2

 企業向け大量納入カスタムモデルの残党であったようで、メインメモリがなんだか知らないが64MB固定!として売られていた。しかもカスタムの宿命か、この型番のカタログが無いので、実際にメモリ拡張できるのかドウなのか?が購入直前まで分からず店員さんと「あーでもない こーでもない」と資料をめくる羽目になった。恐らくこいつのベースとなったであろう一般向けモデルのカタログには128M固定と書いてあり、恐らく+64MBで合計128Mが限度なんだろうなという話になり、「んじゃ増設64Mも買っていくわ!」ということになったのであるが、後ろから出てきたベテランさんのお話によると「この間やったときは+128Mで196で動いた!」とのこと。

 一体どれを信じていいのか分からなかったのだがwinが走りシステムプロパティで確認できたんだからだいじょーぶだべぇー、と能天気に考え+128購入となった。後で分かったのだが、64Mはオンボードで、拡張が1本あり、一般向けモデルではそこに64Mを刺して売っているようである。拡張の場合はそれを抜いて128を刺し直さなければならなかったようで、今考えればムチャクチャお得な装備である。

 ひとつ気になるのが、このお店「メモリー増設」サービスは行っていない。よって自分でマシンをバラシてモジュールをぶっ刺すのだが、Dynabook君の構造はチョー複雑である。ヒンジ部の化粧板を折れるか折れないかギリギリのところで外し、キーボードも外し、さらにシールド板もはすしてようやくスロットが現れてくる。このスロットも曲者でCPUファンのケーブルをどかさないとモジュールが収まってくれないので一苦労である。一歩間違うとマシンごと全滅なので要注意である。

★ イカシ具合その3

 カタログによるとCD-ROMは標準装備で差し替え可能モデル。FDDはオプションでCD-ROMと差し替えての排他使用とのこと、店のチラシにもそのように書いてあったのだが、箱を明けてみてビックリ、FDDが入っていやがる。しかもパラレル接続ケーブルまで・・・。オイオイちぇっくしてるわけ? このFDD、CD-ROMと差し替えて本体内蔵とするもよし、またパラレルで接続し外付けとするもよしの結構賢いやつである。外付け専用にする場合は化粧カバーがついているのでそいつに収めて使うと、パッと見は純正外付けFDDに見えるようになる。FDDはイザって言うときに結構重宝するのでありがたい。まさに企業向けカスタムである。

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