★ 資格試験
ドコモでの話になるのだが、一応「ドコモ内だけで通用する資格試験」ちゅーものがある。他のキャリアはあるのかな?ないだろーな多分。もともと各種「研修」に関してはいろーんなものがあったのだが、「参加して終わり」的な、役に立つ人には役に立つが、興味の無い人には「さっぱり」糞の役にも立たないものであったのも事実なり。ただし、研修だけでも10数種類あって、結構私なんぞは参加しまくりの、勉強しまくりで結構楽しかったのであるが他の人にとっては「結構面倒、参加してもイマイチ覚えきれない」ものであったらしい。 一応ざっと講習のをあげておくと、データ通信(基礎・応用)・クレーム対応・PHSデータ通信・故障診断・店長副店長(管理職)・法人営業(基礎・応用)・新人スタッフ・システム提案等などである。なんとなく字面から内容を推測できるかな?
ただまぁ、なんていうかな、研修に参加するのはいいのだが、「効果がはっきりしない」「いまいち目的意識が湧かない」っていうのが正直あるし、ドコモもMM(モバイルマルチメディア)関係の知識はスタッフに必須!なんて思い始めていたので「そんじゃぁ資格制度でも作ってみるかいな」みたいな感じで去年(2001年)からなんとなく始めてみたのが以下の3つの資格試験である。
@ 窓口スタッフ向けの「モバイルカウンセラー」
A 修理部門スタッフの 「MMアドバイザー」
B 法人営業部隊向けの「法人営業コンサルタント」
そんでもって、各資格ごとにランクが3段階A/B/Cとあって、Cからスタート、Aが頂点になる。各資格の概要は以下の通り。
@=ショップ店頭での接客時に十分なMMスキルを持ち説明提案ができる、また一般顧客対象のセミナー(20名程度を対象)を企画立案し、講師としてのスキルをあわせて持つ。具体的にはMMサービスの内容を熟知し、付随するPC・LAN系の知識も併せ持つことが条件。
A=電波特性を理解し、端末・MM商品の故障切り分け(使えない原因)を解明、顧客への分かりやすい説明ができる。PC・LAN系の知識を豊富に持ち、また操作を実際に行えることが条件
B=法人顧客からのヒアリングで、具体的なシステムの提案をできること。プレゼンテーション(システム提案:車両運行システム・構内電話(PHS使用)等)が効果的に行えて、システムの運用保守管理ができることが条件。
とまぁこんな感じである。文面どおりのスキルがあればAクラスも楽勝である。わざと難しく書いたので分かりにくいと思うのだが、要するに「知識の裏付けがある仕事ができるかどうか!」って感じなんだろうな、多分ナ。
ちなみに合格の基準ってのが、一番簡単な「カウンセラーC」の場合は「ドコモの基本サービスを理解して、一般プロバイダの設定表を元にPHSをPCに認識後ダイヤルアップを作成、メーラーの設定ができる。必要かつ最低限の知識伝達ができて、トークが出来る」レベルで合格だ。合格条件を理解できる人ならきっと楽勝だろうが、楽勝じゃない人が殆どなので、各ショップの教育担当の頭の痛いところだと思う。決して高いハードルではないと思うのは筆者だけじゃぁねぇはずだ。現実としては毎週のように行われている資格試験の合格率は10〜30%程度(一番簡単な試験なんだが・・・)という悲しいものがある。全くもってどうしょもないのである はぁ〜
たしか日本の教育制度ではパソコンの授業を何年も前から取り入れているんじゃなかったっけ?それにしてはタイピングもできず、ファイル操作も満足に出来ん20前後の人間がおーすぎるなぁ・・・なんて嘆いてみる今日この頃なのでした。マル
余談 : 「偉そうに書いていおめーはドウなんだ!」といわれれば・・・・それは教えられんのぉ〜!^^;