ビラ撒き人は日給制です。つまり仕事に行くと前日の給料が確実にもらえます。この利点を生かすと「ローンの大人買い」ができます。ん？分かり難いですか？例えが悪かったかな？「陸上のマグロ漁船体験」ならどうでしょうか？駄目かな・・・。

★「大人買い」と「マグロ漁船」

◎大人買い

昔懐かしい「ビックリマンチョコ」を思い浮かべましょう。チョコの中に何種類かのシールが入っていて、全国のお子さま達が目を血走らせて集めていた時期がありました。別に全部集めるとハワイに行けるとか、そんな特典は全然ないのですけどね。そんでもって、ここがブームの肝だと思うんですが、シールによって発行枚数が極端に違うらしくて「ゴールドの天使シールは超レアだぜぇ」「あいつスーパー天使を持っていやがる、うらやましいぜぇ！」等々、シールの所有種類数が多いほどステータスが上がるといった現象が見られました。
こんな感じでガキンチョの収集欲を刺激する事に成功、見事に全国的に大流行いたしました。ブームの加熱と共にチョコは買うものの、カードを取ったらチョコは捨てる輩が激増して、ニュースで取り上げられることも度々、ご記憶の方も多いのではないでしょうか。日本中のおこちゃま達が少ない小遣いを片手に日々駄菓子屋へ通い詰めたのでありました。

そんなお子さま限定ブームであった世界にも、ある日地獄からの使者が現れます。そう巨大資本にモノを言わせ、少ない小遣いでチビチビ収集しているガキ共を尻目に、チョコを箱ごと買っていった青年達です。まさに大人の買い方「大人買い」な訳です。この事実からチビチビやるんじゃなくてどーんと丸ごと何かをすることを「大人〜」と私は表現するようにしてるのでありす。分かりました？

◎マグロ漁船

これは簡単。「もし借金を背負ったらマグロ漁船に乗ると返済できるかもね」って話です。最近だと漫画「ＧＴＯ」（講談社・週間少年マガジン）でも出てきた話題です。最近はどうだか知りませんが、日本で食されるマグロの殆どはインド洋周辺で捕獲されたモノです。マグロは飛んできてくれませんから、お船に乗ってインド洋まで出かけていき、マグロを満載して帰って来なければなりません。お船の進み方は超スローなので、行くのに数ヶ月、帰ってくるのに数ヶ月、マグロをとり続け、船が喫水線までマグロの重量で沈むまでに、これまた数ヶ月かかるわけです。
お船には当然乗組員がおりまして、彼らは一度船に乗ったが最後、出航〜帰港までの数ヶ月ずーっとお船の上なのです。過酷な仕事なのでお給料は結構イイらしいのですが、お船の上だと使うことも限られます。（一応使い道はあるのですが、ここでは書かないよーだ。ヒントは飯炊きのお姉ちゃんが一番儲かるらしいってこと。さー想像してみよう！）
つまりお船に乗って帰ってきたときが一番リッチな状態、つまり借金取りにはたまらない状態になるわけですね。一括取り立てのチャンスです。だらだら働いても誘惑の多い陸上では遊びに消えるお金も多いし、借金こさえてるような奴は仕事もまともにしないことが多い、だから隔離環境でビッチリ働いて、一気に返済しましょうねってことな訳です。

★で、本題

私の場合、細かい借金（残額で１０万〜３０万レベル）が何本か残っており、毎月引き落とし口座からチビチビ引かれていたわけです。で、仕事を始めて間もない頃に気づきました「一括返済できるじゃん！」と。
日給１５，０００円で、１０日働いたと仮定すると１５万円。つまり月の半分も働かないで小さいローンなら１本分になっちゃうんですよね。ローンの手数料は案外馬鹿にならないので返せるなら返した方が絶対お得。手元にあるお金を全部使ったとしても、次の日の交通費と食費で５，０００円も残しておけばよし。仕事に行けば給料が貰える・・・。
この日からクレジット会社への電話の日々が始まります。お金が貯まると電話をして、一括返済額を聞き指定口座に入金・・・。４〜５回繰り返した時点で無借金状態、財務状況でＡＡＡ（トリプルＡ）格付けが付いちゃうくらい、綺麗さっぱりしたのでありました。ローンがドンドン減っていく感覚は、貯金がドンドン増えていく快感に近いモノがあります。ローンでお困りの方はぜひお試しアレ。