★ 新潟出張 その弐

一路新潟

東京駅9:55発、上越新幹線あさひ311号(←結構うる覚え)が入線するホームはジジイ・ババア共でごった返していた。秋の観光シーズンなのだろうか?

新幹線に乗るも一苦労、というのも、自分の荷物は最小限(着替えのみ)なのだが2〜3日分のビラは自分で持っていくので、やたら荷物が多いのだ。秋葉原パソコン野郎にはお馴染みの、車輪のついたキャスターにビラを8000枚程入れた段ボールをくくりつけて転がしていく。小汚い格好とキャスター段ボールがコンビを組むと、パット見は若年ホームレスな感じになる。でも高給取りなのよ、我々は。この格好を見て誰がそう思う?
人は見かけで判断できんねぇ〜 マジで。

予算の関係で当然自由席、扉が開いた瞬間老人旅行のご一行様がなだれ込むのだが、必死でビラ段ボールを、車両最後尾のデッキの壁と座席の間に詰め込み、座席を確保する。ふぅ〜大荷物はつらいねえ。

東京駅から新潟までは約140分、各人それぞれ、勝手なことをして過ごす。私は東京駅で買った駅弁(800円)をパクつきながらぼーっとしていたら、そのうち寝てしまった。まあ、前日まで普通に仕事してるから疲れもたまったままなのだ。

到着&ベースキャンプ設営

正午をすぎ、車内アナウンスが、まもなく到着の案内を告げる。到着案内は2カ国語、さすがは日本の誇る超特急、インターナショナルだねぇ。新幹線に乗るのは大学受験以来の田舎モノな私は妙な感傷に浸ってしまう。それにしてもビジネスマンにもビラ撒き人にも新幹線は平等だ。車窓から見る新潟の風景はなかなか。遙か前方の市内中心部には高層マンションも結構ありそうだし、周辺部へは住宅地が一面に広がっている。日本地図を広げて一人悦に入る織田信長な気分、これすなわち、いずれはすべてワシのモノ・・・。

小汚いカッコ(出張だからってイイ服で行く訳じゃないんだぞ!)の4人組は新幹線を降り、万代口(新潟駅の一番大きい出口)を出る。天候は曇り、冬の日本海側の典型的な天候。へたすりゃ雪も降るかも・・・。実際問題結構寒い、あージャンバー持って来るんだったと今更ながらに後悔する。

荷物を預けに一度ホテルに向かう。出張の宿はビジネスホテルが基本だ。しかも朝食なし、激安のところ。地方に行くと1泊4500円〜泊まれるところはあるのだ。

荷物を預けたら早速ビラ撒き開始。休んでいる暇はない、公務員の出張なら到着日は何も無いんだろうけどね・・。

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