★ 新潟出張 その五

→新潟出張編は攻略地図を参考にしながら見るといいよ

新潟空港へ向かえ!

4日目はバスで最果ての地、新潟空港付近からスタート。万代バスターミナルに向かい、バスに揺られること数十分で新潟空港到着。

人がうじゃうじゃ住んでいるような所には空港は無いよね・・・そうさココは香港じゃないんだ。住宅街が遠くに見えるが、基本的に風光明媚な空港周辺、絶望に包まれつつも取りあえず気晴らしに海辺へ行ってみる。うーん 海はイイねえ、冬の気配を感じる日本海は荒々しくも美しい。でっけー飛行機が間近に見られたりしてとってもナイスな場所だった。裸足で海辺でも歩いてみたいが、風も水も冷たいので今回はパス。

とりあえず空港から新潟港へ至る海沿いエリアを攻めてみる。唯一の救いは、港や空港の周りには、その施設で働く方々のための住宅や寮が結構あるコト。今回発見したのは、航○自衛○家族住宅、農○水産○独身寮、特に後者は港のど真ん中にあったので、他のビラ撒き屋サンも恐らく来ていないだろうちゅーことで特に期待大なのだ。

お昼頃に大規模ショッピングセンターらしきモノを発見する。新潟に来て久々にマックがあったので、テリヤキマックバーガーセット(LL)をコーラで注文。コンビニご飯が続いていたので非常にうまいと感じてしまう。メシのついでに裏の駐輪場で朽ち果てていたチャリをゲット。一粒で二度おいしい場所であった^^。

堤防の上をチャリで駆け抜ける。ただし駆け抜けちゃうとアパートを見逃しちゃうのでそれなりに気を配って進んで行くが物件は少ない。まあどんなに気を配っても魚網と漁具しか目に入ってこないのこの場所に対象物件があるとは思えないのだが・・・

夕方には新潟港到着。北朝鮮の船でも入港しとらんかな?(参考文献/お笑い北朝鮮/テリー伊藤/宝島社文庫)と思いつつ辺りを見回すが人影は無い、んー残念。何度来ても海はイイなぁ〜と物思いにふけってみるが、出港するタンカーの汽笛で我に帰る。

港から駅までどうやって帰って良いのか迷うが、取りあえず新潟駅の看板を見つけたのでそちらへ向かう。途中で高速道路みたいな自動車専用高架道路があったのだが、そこを通るのが一番早そうなので突撃してみる。案の定、車の皆さまは猛スピードでかっ飛ばしてくれるので、引っかけられないコトを祈りつつ全力でこの場を抜けるべく漕ぎまくる。

A4の紙は何処まで小さく千切れるか?

5日目は新潟駅から越後線で2つ目、関屋駅からスタート。アパートもマンションもある程度有り、なかなかいい感じの街だ。しばらく歩くと、信濃川に沿って新潟交通線の東関屋駅、対岸には新潟県庁が見える。新潟交通線はレトロな香りいっぱいの電車。車両だけは昭和30年代にタイムスリップしてる。乗ってみたいけどそんな暇はない。あー1日くらい休みがあればなぁ〜と思いつつ歩いていく。

新潟出張ではあんまり怒られた記憶がないのだが、多分マンション自体が少ない・人の出入り自体が少ないってのもあるのでしょう。たとえポスティング中に住人が来ちゃっても、汚いモノを見るような感じでとっとと行ってしまうことが多かったような気がします。後ろからそぉ〜と近づいて、耳元で怒鳴り散らしてくれる関東ジジイと比べると、とっても大人な態度でイイかんじぃ〜と思っていたのですが・・・。

関屋駅周辺のとあるマンション・ポスト前にて。
私=私 オ=おばちゃん(40代・インテリ風)

鼻歌混じりにポスティングに精を出す私。外出から帰ってきた感じのおばちゃんが私の後ろを通り過ぎ、エレベーターを待つ。さっさと乗って上に行くと思いきや・・

オ「ねえ、あなた何してるの?(疑惑)」
私「はぁ?ビラ撒きですけど・・・(エレベータに乗ったんじゃないか?)」
オ「なんのビラよ!(大疑惑)」
私「ビデオですけど(と言いつつ、1枚渡す。正直だねオレ)」
オ「まぁ〜、こっこんなモノを入れなでちょうだいぃぃぃぃぃぃ〜(狂)」
オ「あなた、前もウチにチラシ入れたでしょ!(断定)」

私「いや、今日が初めてですけど(出張なんだよね・・・)」
オ「ウソおっしゃい! おなじモノが前も入っていたわよ!(発狂)」
私「いや。。私は初めてなんですよね(そーいや新潟来たのも初めてだな)」
オ「だったら、会社の連絡先を教えなさい!(ちょっと勝ち誇り)」
私「ハイ(と言いつつ、求人ビラを渡す。ホントオレって正直だなぁ〜)」
オ「ココに電話して文句言ってあげるわ!(私がとても素直で困惑気味)」
私「朝は8時以降ならだれか居ると思いますので・・(さっさと終わってくれ)」
オ「とにかく!、もう二度とこんなモノ入れないでちょうだい!(雄叫)」
やり場のない怒りをチラシにぶつけ始める

1枚が2枚に、2枚が4枚に、4枚が8枚に・・・・・

100枚を越えた辺りでおばちゃんの手は止まりました。
心なしか肩で息をしている感じがしないでも無い。

オ「とにかくね、もうウチに入れるのはやめてちょうだい!」
私「ハァ〜(ココに来るコトは2度と無いけどね)」

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