あるふぁあ すぃーと でじたる しぇいくだうん
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なんつーの? とりあえず デジタル一眼レフ購入ですよ。

しかも、2006年3月でブランド消滅(撤退)モードのコニカミノルタ(コニミノ)。

SONYがアフター含めて事業を買収、ついでにデジタル一眼レフも「α」ブランドとして継承するっつーことで、Aマウント(ミノルタの一眼レフカメラのマウント規格)はなんとか生きながらえた訳だが、買収先があのSONYなわけで、事業性が成り立たなくなったらさっさと撤退しそうで恐ろしいわけです。

そんなこんなでコニミノブランドとしては価格高騰かと思ったら、最後は投げ売りとなっていたαSweetDigitalをGETしたわけです。標準ズームキット(BODY+レンズ一本)で59800円と超捨値で、淀でもビックでもタイムセールでのみ投げ売りな風景は見ていて不憫でならないわけで、これは拾ってあげなければかわいそう・・・といった感じたとか、感じないとか・・・

さて、本機の特徴としては

・無駄に機能が多い(ハイエンド機と大差ない実装)
・BODY側で手ぶれ補正が可能(AntiShake=AS)
・でかい、重い、シャッター含め可動部からガサツな音がする

って感じで、あまりエレガントとか、高級感はないのだが、価格が価格なのでどーでもいい。こだわる人はブルジョアな金額で、ハイエンドなBODY(単体で20万くらい)に、大口径ズームレンズ(単体で10万円くらい)を購入すればよいダケの話しである。ちなみに、値段が高い割にはデジタル一眼で手ぶれ補正対応ってのは少ないので初心者は注意である。普通はレンズ側実装なので、対応レンズを購入しないと補正できないっす(しかも高いし)

まぁ、そんな感じでインプレッションをドゾーって感じです。

画作りは、良くも悪くもコニミノ風味。個人的には大好きだけど、RAWで撮影すればキッチリかっちりの画像も吐けるので、ここら辺はお好みでどーにでもなる感じです。


★ 撮影日 2006/04/12に購入してからだらだらと3週間くらい
★ 撮影地 新宿 東京ドーム 秋葉原 上野 
★ 機材等 KonicaMinolta αSweetDigital 撮影情報はEXIFをミロ。

No.0

とりあえず揃えたレンズ3本。実焦点距離で 1.11-18 / 2.18-70 / 3.55-200。 多少重複があるが、135サイズ換算で「16.5mm-300mm」とワイドレンジをカバー可能。 本機はCCDがAPS-Cサイズなので、実焦点距離×1.5で135サイズ時の画角となる。

基本的にF値暗めの安物が多いのだが、デジの場合CCDとか、RAW現像パラメータがモノを言う気がしてならないので、あまり気にしないことにした。気が向いたら標準系(30〜50mm)の大口径単焦点レンズでも購入するかも。(ポートレイト用)

ちなみに、BODYがシルバーなのは「それしか売ってなかったから」という単純な理由。色にこだわりはありません。

No.1

標準ズームから見ていこう。

レンズキットで付いてきたコニミノ純正(AFDT 18-70)。 この人某掲示板とか、価格.comで散々な書かれようなのだが、イヤイヤどうして階調豊かな描写をするではないですか。 定価で3万、実売は1万円半ばでこれだけ写れば問題ないっしょ。

最初は売っぱらって、明るめの標準ズームでも買おうかと思ったのだが、出てきた画像を見て心変わりした次第である。 つーかさ、レンズの味として眠いのと、解像しないのを勘違いしているヤツが多くないか?カリカリ・シャッキリ画像なら Photoshopでも使えばいくらでも量産できるんだけどなぁ・・・

No.2

ちなみに、おなじみ新宿都庁の展望台なのだが、この日はガスガスで画像のようにモヤががっているので、 カメラが吐き出した画像がおかしいわけではないです。精細系の夜景はRAWがよろしいようで、かなり明るめ柔らかめに 現像してあります。

ダークにガッツリな仕上げも可能なんだけど、この日はこんな感じが良いと思った訳です。

No.3

見下ろしでの夜景なので、最大広角(18mm 135換算27mm)なのだが、歪曲(ビルが曲がって写る) こともなく、スゲェ素直な描写だったりします。

A200の最大広角も同じ様な画角なんだが、どんなビルでも歪んで写っていたので、ちょっと感動。

No.4

最大望遠側(70mm 135換算105mm)

この辺りだと、中望遠な焦点距離なのだが、中望遠ぽい、軽く圧縮効果がかかった遠近感がよろしい感じですわ。

No.5

最大広角側おまけ。

東京ドームホテルでっす。

No.6

続いて、55-200(135換算 82.5-300mm)

A200の最大望遠に合わせて135サイズ換算200mm程度に合わせておなじみ上野駅北側高架から狙う乃図。中古で13800円、実売でも安いと2万円しないSIGMAの55-200なんだが、こいつは安物の割にかっちり描写するので有名な玉(タマ)なので、ごらんの通りカッツリ目の描写をする。

金属とか撮影するとイイねぇ〜、ポートレイトはダメかもしらんが・・・ 縮小しているのでアレなんだが、無圧縮1280*960辺りで鑑賞すると、架線の細部まで描写されていて気持ち悪いほど。

No.7

そんじゃま、植物はどーなんだろうね?って感じで秋葉UDX前の並木をありがちなカットで狙ってみた。現像時のシャープネス処理が不要なほどカリカリなので、植物の柔らかさよりは、無機質な堅さが強調されるような画になるっすね。

最大望遠だと、糸巻きの歪曲が出るのが今一って感じかな。(右奥のビル壁面が内側に曲がってるでしょ)

No.8

最後に11-18mm(135換算 16.5-27mm)

この焦点距離は銀塩も含めて初体験なんだが。。。。。

とにかく何でも写り込みます。だだっ広いです。

No.9

超広角のため、人間の視界を超えた範囲が写り込む訳で、当然被写体の遠近感とか、写りが不自然になるのは当然なわけです。

ただ、最大広角でも樽型の歪みが極めて少ないわけで、結構優秀かもしれんと思った次第です。

↑でも、ビルが変な感じに写っているけど、直線は直線として写っているでしょ?

No.10

広角は難しい。

新宿をテスト場所に選んだのは、「近距離でゴチャゴチャ建物が建っているから」なんだけど、 こーゆー場所は超広角を使うと、何となく画になるんだよね。

誰が撮影してもそれなりに上手くなったよーな画がGETできるんだけど、 逆にだだっ広い場所とかで超広角をつかって・・・は難しいのです。

No.11

秋葉に移動

おなじみUDXなんだけど、地面から看板まで135換算で28mm程度じゃ写りません。

No.12

最後にフツーの景色でも。

万世橋駅の壁面だったりします。超広角なので、橋柱が変な方向から生えていますが、やっぱり直線に見えるわけで、スバらしいの一言だったりします。

つーわけで、とりあえずαは十分使えそう・・・

という結論に至ったわけです。(夜景編終了)



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