★ 手抜き野郎    インチキには厳しいぞ!

初めに言っておきたいのですが、この世界で高給を取っている人間は、 社会不適合等の問題を抱えている・いないに関わらず、ある意味皆真面目なのです。 いい加減に撒いていては絶対に注文が来ない=給料が下がる、 ことを身に染みて感じていますから、皆それなりの方法論はあるものの (→掟破り・制作中)、手を抜くことはまずありません。 ただ、ビデオに限ったことでは無いのですが、チラシと配布地区の地図を もらったら単独行動になります。そこで実際にビラ撒き経験のない人& 他業種チラシ撒き経験者(ピザ等)は「かったりぃ〜、適当に撒いて、 残ったら捨てちゃえ」「手抜いても、いちいち全員チェックなんて出来 ねーし、のんびりやるべぇ〜」なーんて不遜な考えを起こしてしまう人が絶えません。 これはとんでもない話で、他のチラシはともかくこの業界は厳しいので ある。どんな風に厳しいかと言うと・・・


★ 班員の掟
・ビラは捨てない、もし余ったら申告する
・同じポストに2枚入れるなよ
・自転車・バイク使用禁止!必ず全て歩いて回ること
★ 班員の尊守主事項
・指定された地区は必ず守れ!
・道は全て歩いて確認!1mでも歩いていない道があってはならない!
・配布方法(初動参照)は必ず守ること!

早い話が「手抜きしないで、任せられたエリアはビッチリ抜け無くちゃんと撒けよ」 と言うことだ。 もし班員が完全人格者なら良いのだが、世の中いろいろな人がいる。よって 以下のような会社のチェックが入るのだ。


★ 毎日点検が入る

副班長が各班2名ずついるのであるが、リアルタイムで追跡点検している。 しかもポストの中まで見るので、2枚入れも速攻でばれるのだ。

★ 班員は自分で撒いたエリアを克明に記録しなければいけない

これは1に付随することであるが、各班員に渡される地図は明確にエリアが 指定されている。更に自分が歩いたエリアをマーカーで塗りつぶしていく。 100M歩いては塗りつぶし、また100M歩いては塗りつぶす・・・まあ、こんな感じだ。

自分でマーカーチェックしているにも関わらず、点検で撒いていない事が分かると、 集合場所での激しい突っ込みと追求が待つことになる。まあ時間差があるので、 「そこは5時頃に撒いた」など適当にごまかすこともできるのですが、 何回も誤魔化すと班長がなんとなく不信感を持ち始めるので、 得策ではない気がする。さらに「6時過ぎに点検したんだが・・・」 などと言われると、どうしょもなく、いやーな雰囲気になる。

自分が撒き終えて帰ってきた時に、問い詰められた新人さんが泣いていたりすると、 もう最悪である。

★ 発覚すると

 何となく厳しい所は感じていただけたのではなかろうか? ちなみに故意のビラ捨て・2枚入れなどは即日解雇だ。勿論給料は翌日払い なので支払われることも無い。手抜き野郎には血の制裁なのである。

あと尊守事項に関しては,故意でなければ(特に初心者に完璧を求めるの は難しいので)「ここが抜けてたよ」「見落としがあったから気を付けてね」 位のアドヴァイスで終わります。真面目にやっていればビラが残っても、 「コツを掴むまでは苦しいかもしれないけど頑張ろうね」で済みます。 とにかく手抜きとウソは御法度なのである。苦しくとも正直真面目を貫くべしと・・・。

教訓    どんな仕事も手抜きはアカンよ

つづく

トップへ戻る